ACRAFTの業務に関係ない時もあるBLOG

昨日は朝の5時半からクルマで移動開始。　往復250キロでした。

　1／17といえば、神戸の大震災の日。カーラジオから流れる黙祷の合図、被災者たちの声を聞きながら、当時のことを思い出しました。あれから12年ですか。

　1２年前の日のことは、よく覚えています。

　震災当日の自分は都内に住んでいて、大学のレポート書きで徹夜をしていました。第一報はFMラジオからで「大阪地域で大きな地震が発生した模様です、津波等に注意してください」と聞こえ、まぁ(東北人の感覚で)危機感を感じることもなく、思ったよりも早く終わったレポートに満足して6時過ぎには床に入ってました。　2時間ほどして目覚ましで起こされラジオをつけると、事態は急変しているのを知りました。かなり大規模な状況のようなので、情報を得ようとテレビをつけると、ヘリコプターから撮られた現地からの映像が目に入り、愕然としました。

　その4ヶ月ほど前の初秋に、オートバイで神戸まで一人ツーリングに行ったことがありました。某コミックに影響されて、高速道路をひた走り神戸に到着し、適当な喫茶店でコーヒーを飲んで、フラッと1時間ほど神戸市内を走り回り、そのまま帰ってきた、はたから見れば(今の自分から見ても)なに馬鹿なことを、という神戸への旅をしたばかりだったのです。

　あの神戸が…　

　それでも、こちらにはこちらの生活があったわけで、大学まで行ってレポートを提出し、学内の掲示板を眺めながら、「こんなところで何も出来ずに居るんだな、自分は」と強く思いましたが、目の前に迫る期末試験を考えるとボランティアに行くことも出来なくて。

　そんな日だったと覚えていますし、何も出来ない自分に歯がゆさを感じてたあの時のことを、忘れたくは無いなと思ってます。

　あと、提出したレポートも受理されて、ギリギリ卒業できたことも忘れられない事ですね。

//追記//
　最初、あれから１０年と書いてましたが、１２年でした。