ACRAFTの業務に関係ない時もあるBLOG

　東京での資格講習会＋技術打合せ＋改造手術も終わり、やっと岩手に戻ってきました。寒いけど雪がないですねぇ。
　花巻では、雨が降ったりやんだりの天気の中、午前中に市内で打ち合わせして、昼前からクルマで石巻へ。行きは東北道も使ったのですが、奥州市前沢区あたりから、雪がチラチラと。でも、速度制限が掛かるほどのものでもなかったです。

しかし帰り道は・・・

夜もとっぷり更けた帰り道は、石巻から前沢まで一直線に突っ切る道を戻ってきました。途中、山を一つ越えるところで路面が凍結していて、滑りながら北側斜面を下りましたが、雪は無し。前沢に到着してガソリンを満タンに。
　前沢から花巻までの60キロほどは、ETC割引が効かない時間帯だったので、広域農道を走って帰ることに。奥羽山脈寄りの山に入っていきます。建物も灯りもほとんど無い田舎道です。

　スタンドを出て直ぐに雪がハラハラと降ってきました。路面は一部凍結気味の所に、1センチもないくらいの積雪。こういう路面がスタッドレスも効かずに一番やっかいです。
　しばらく走ると、突然視界は10mくらいに。路面に積もった粉雪が風で舞って視界をふさいでいます、軽い地吹雪ですね。それでも道路の左横は見えるし、おおよそのコーナーも覚えているので、ペースを落として走っていました。そこへ、前を走るトラックのテールランプが見えて来ました。

　このトラックがかなり良いペースで走っているので、こりゃ良いわ、と、車間を取って走っていたら、雪の降りも強くなりワイパーも最高速にしなくちゃならないくらいの悪コンディションになってきました。それでもトラックのドライバーは凄くて、この悪い視界の中で結構なペースで走ります。　走り慣れてる人なんだな、と、一定車間で追いかけてました。

　しかし、途中にある唯一のコンビニへトラックは入っていってしまいまい、自分一人の走行になります。

　まぁこういう状況はこの冬初めてでも、走り慣れてはいるし、楽しみながら、幾つかのきつい曲がり角を越えるとき、「まっすぐ行って雪除けにクルマが突っ込んだあとがあるなぁ」、とか、「ここのコーナーの立ち上がりは、道路下に用水路があるから凍ってるハズ」と予想して、大当たりだったり、ソコソコ楽しみながら丁寧に走りました。

　幸い、前後にも、対向からもクルマは殆どいなくて、20キロほど走ったら雪も収まり、普通の凍結＋積雪路になりました。視界さえ良ければ気を遣うことも減りますので、楽になります。
　帰宅した花巻市内も積雪3センチというところでした。あんま積もってないのね。

　久々の雪走行、事故もなかったし楽しめました。しかし、未だ雪不足。このままでは夏場の水不足も心配なので、ソコソコは降ってほしいところです。あと、暖冬のあとは杉花粉が怖いです。