ACRAFTの業務に関係ない時もあるBLOG

東京〜千葉に出張ってました。

帰りがけ、上野の科学技術博物館へ行ってきました。
お目当ては、リニューアルオープンした、旧本館（現　日本館）です。

写真は、元ロビーの天井＋ステンドグラスです

　この建物、好きだったんですよね。ワビサビがあるというか、特に新館が仮オープンしてたあたりの閉館末期の頃は、更新やメンテナンスを見捨てられたかのような展示物群（動植物標本や、岩石、隕石、太陽系の説明など）で、新館の展示とダブる部分も多くて、見てる人殆ど居ない状態でしたので、じっくりと展示と建物の内装の造りを堪能してました。

　リニューアルでどうなるかと思ったら。エントランスが地下になってしまったんですね。これは残念。チケットを買って、石段を上がって潜り抜ける入り口、そしてロビーの雰囲気が好きだったんですが。そして、半地下の社員食堂のようなラウンジとレストラン（のハヤシオムライスとビンコーラ）も好きでした。


　ま、古い話は置いておいて、内装かなり奇麗になりましたね。新館（現　地球館）で展示されていなかった、フーコーの振り子や、国内に落ちた隕石（特に、気仙沼隕石）岩石標本など、お久しぶり！という感じでした。まぁでも、建物が2つに分かれて、展示物が分散してしまってもったいない感じも。日本館という名前にしたんだけど、日本独自の科学技術ものっ！という押し出しがあまりありませんでした。

　それと、日本館の展示物の照明が悪いのが気になりました。スポットライトがケースに反射して文字が見れなかったり、変な影が展示物にかかって、模様なのか影なのかはっきりしなかったり、見たいところが暗かったり。　地球館の展示も含めて、科博全体でもうちょっとライトの使い方をうまくやってほしいですね。

　そうそう、愛地球博から移設した360度スクリーン、すごいですね。気持ち悪くなる小学生が多数発生してました。プラネタリウムで上半分の360度は体験してましたが、床下まで映像があるのは初体験で、おもしろかったです。床が動かないだけでああなんだから、リニアシートの付いたモビルスーツって、すぐに酔っちゃうんじゃないかなぁ。