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2012/06/05(Tue)

よ熱路+冷却水槽

image_676db4d090f91 (何故か文字化けするので、一部をひらがなで赴Lしています)

 この3月に納品させていただいた装置です。

 一関高専の長田研に、超臨界水流通試験装置用の『よ熱路+冷却水槽』を収めさせてもらいました。

 超臨界水の流通装置で使割れる「よ熱」と「冷却」を1体化して、コンパクトにまとめたモノです。

 1品モノの特注品ですが、高価な値段は設定出来るわけもなく。(うちに来る案件はそんなモノばかりですが・・・)

 加熱ユニットの使用部品を当方のサンドバス(SB160Tシリーズ)と共通化してコストを下げ、ステンレスチューブを加熱<1/8インチSUSチューブのコイルが40m以上巻かれています>

 立ち上がって、反応部を過ぎた直後に、水循環型のドブ漬け水槽に配管が沈む告ャを取っています。
 (近日公開のHPにて、装置仕様書など作って公開するよていではおります)

 写真は納品(検収)時の状況ですが、震災関係の建物補修等などで実験室が用意できず、据付場所が決まってなかったので、仮の設置でした。

まぁ、装置自身もこれだけで完結するモノではなく、流通試験装置にするまでには、これにポンプやバルブ、圧力計や安全機香Aフィルターやら背圧弁などとを取り付けなければなりません。
 このあたりの作業は学生時代から慣れたモノなので、 新年度で実験スペースが決まったら据付に行くついでに完成させるのを手伝う嵐閧セったのです。

 先週、産総研東北センターのイベントで、長田先生と会ったので、近日据付に行く段取りを決めてたのです。が、先ほど電話が来て「学生が据付から動作チェックまで全てやってしまった」とのことで、とりあえず作業に行かなくて良くなりました。

 さすがに、高専の学生さんは行動力+技術がありますね。こちらとしては作業が減って助かりましたが、装置の完成型を見られずに、ちょっと残念です。

 あとで通りかかったときにでも、装置を見学させてもらいましょう。

by Kanno | 2012/06/05 15:26:34 | こんなの作りましたけど | comment(0) | trackback(0)
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