ACRAFTの業務に関係ない時もあるBLOG

　設計を進めていて、少し煮詰まってきたので、メンズデーと言うことで昼間に映画を見てきました。

　大滝秀治が出ている「あなたへ」か、「天地明察」のどちらにするか悩んだのですが、後者に。

　感想としては、ストーリーもシンプルで、出演者も少なく、非常に判りやすい映画でした。

　不勉強ながら、主人公の安井算哲については殆ど知識はなかったのですが、なんとなく陰陽師の安倍晴明や精霊の守人の星読博士のような半分怪しいような立ち位置なのかと思っていました。
　しかしながら、バリバリの「実践係数学者」と、面白い人を掘り出したものだと思います。

　個人的なツッコミ所としては、中井貴一演ずる水戸光圀が無駄に色黒で、「あぁ、諸国漫遊しているから日焼けしているんだな」と思えたり、武藤敬司がストロング金剛に似ていたり。

　あと、ラストのナレーションがやたらに決まっていると思ったら真田広之だったりと、変なところに気が向いてしまいました。

　しかしながら、本当に期待していた以上に面白い映画で、こんなのが1000円で見られて。

　この映画の原作は読んでおらず、（沖方丁は「マルデュークスクランブル」の途中で挫折）機会が有れば、図書館で借りて読んでみようかと。